特集

2021.5.27

现在哪个app能买足彩 感染防止へ!vol.2

 「建物の空調や換気システム」を主なテーマに研究を続けている山本准教授は、専門知識を活かした「现在哪个app能买足彩感染症対策」の実験と提案を行っています。今回は注目を集めている実用的な研究の一例をご紹介します。
 なお、これらの研究の一部は「2020年度 工学部学内助成 特別研究助成費」によって行われています。

山本 佳嗣 准教授(やまもと よしひで)工学部 工学科 建築学系 建築コース(建築環境計画研究室)

●東京工芸大学風工学研究センター 拠点担当者
●日本建築学会 空気環境運営委員会
 「換気?通風による感染対策WG」委員
●空気調和?衛生工学会
 「现在哪个app能买足彩対策特別委員会」委員
●建築環境?省エネルギー機構「COVID-19検討委員会」委員

湿度の変化によるウイルス拡散を実験

研究名:「相対湿度を変化した場合のエアロゾル流動に関する可視化実験」 実験協力:尾方壮行先生(東京都立大学)

 「冬季はウイルスが蔓延しやすい」と言われています。そこで、本研究では「咳マシン」によって湿度の変化とエアゾルの流れの変化を実験しました。湿度が低いほうがエアゾルは遠くまで飛ぶことが確認されましたが、エアゾルの量そのものは大きな差がないことも分かりました。冬季に湿度を上げるために室内を密閉するとウイルスも停滞することになります。湿度?室温?換気のバランスが大切です。

ウイルスを防ぐパーティションの形状とは

研究名:「パーティション形状がエアロゾル遮蔽性能に与える影響に関する可視化実験」 実験協力:尾方壮行先生(東京都立大学)

 最近は「レジ」や「受付」などで様々な形状のパーティションが設置されていますが、どのような形状が効果的かを検証しました。お店の排気口は店員側に設置されていることが多く、パーティションの下部の隙間からウイルスを含んだエアゾルが吸い込まれることが確認されました。やはり大切なのは空気の流れです。アルバイト先での感染防止に役立ててください。この研究は学生が中心になって行いました。

お医者様を守る換気システム

研究名:「医療従事者を守る対面式感染対策給排気フードの開発」

 お医者様は常にウイルス感染のリスクにさらされています。そこで本研究では患者様とお医者様の間にパーティションを設置し、患者側の空気を天井で吸い込み、フィルターを通した新鮮な空気を医者側に送り出して循環させるフードの実用化に向けた研究をしています。日建設計との共同研究で、建築の機能を補うプロダクトメーカー数社と共に実用化に向けた取り組みを行っています。

※所属?職名等は取材時のものです。

化学?材料コース

学生一人ひとりの興味に応じた専門分野を学び社会で求められる建築のプロを目指す

少人数制の設計製図演習、充実した実験設備、そして教員と学生の距離の近さが最大の魅力。建築関連の基礎知識に加え、得意分野に合った専門知識を学ぶことで、建築の専門家を目指します。「建築」「構造」「環境」の3分野のデザインをバランスよく習得できる点も特徴です。