広域多摩地域の大学発新技術説明会で本学教員が研究発表します

広域多摩地域の大学発新技術説明会(8月21日?JST東京別館ホール)に工学部コンピュータ応用学科の曽根順治教授と、生命環境化学科の山田勝実准教授が参加します。

曽根教授は、「自立型3次元導電性高分子のマイクロ構造の造形技術」という演題で概要は、導電性高分子は、3次元造形が可能となってきているが、導電性高分子だけで3次元マイクロ構造体を形成することは難しかった。本提案は溶融可能なサポート剤と温度制御を行うことにより、導電性高分子だけの構造体を形成することが可能となったことについて説明します。

山田准教授は、「金ナノロッドアレイ膜の作成方法と応用展開」の演題で概要は、ポリカーボネート多孔質膜を鋳型にして、太さ50nm、長さ5μmの金ナノロッドが導電基盤上に林立する形状の膜を作成した。導電性ポリマーのエレクトロクロミズム、酸化物半導体の光電変換、SERS基盤などへの応用について説明します。

二つの技術とも特許出願がされており、新技術として発展が期待されます。

広域多摩地域の大学発新技術説明会

開催日 8月21日
会場 JST東京別館ホール
発表情報 タイトル:金ナノロッドアレイ膜の作成方法と応用展開
発表者:東京工芸大学 工学部 生命環境化学科 准教授 山田 勝実
日時:8月21日(火) 14:35~15:00

タイトル:自立型3次元導電性高分子のマイクロ構造の造形技術
発表者:東京工芸大学 工学部 コンピュータ応用学科 教授 曽根 順治
日時:8月21日(火) 15:00~15:25

(教育研究推進部教育研究支援課)