第43回「2022フォックス?タルボット賞」募集案内の配布開始

 フォックス?タルボット賞は、新しい写真表現への挑戦を奨励するとともに、若い写真家の登竜門としての機能を果たすことを目的として、東京工芸大学が1979年に創設しました。
 本賞の名称は、イギリスのフォックス?タルボット美術館の協力を得て、近代的な写真システムの原点であるネガ?ポジ法の発明者ウイリアム?ヘンリー?フォックス?タルボット(William Henry Fox Talbot, 1800-77)の偉業を讃え、その名を冠しています。
 本学は、日本で最初の写真専門の高等教育機関として1923年に創立した長い歴史と伝統をもっています。本学の学生および卒業生の皆さんが、このフォックス?タルボット賞に応募し、受賞されることは、これからの皆さんの創作活動のステップとして大きな意義を持つだけでなく、広く写真文化の発展にも寄与することになります。
 また今回からは、東京工芸大学同窓会より協賛を頂き、奨励金の総額を増額するとともに、技術にとらわれない新たな写真表現を対象とした奨励賞を設けることとなりました。
 フォックス?タルボット賞は、東京工芸大学の全ての学部?学科、研究科?専攻の学生と卒業生にチャンスがあります。皆さんの創造力と独創性に溢れた多くの作品が応募されることを心より期待しています。

2021年11月
東京工芸大学
学長 吉野 弘章